障害者の立場から
【障害者の立場から】004-はじまりの1歩
昨夜、ニュースを見ていると
「障害者の議員がいることで国会は、どう変わるのか?」
という特集がありました。
先の参議院選挙で当選された「木村 英子さん」「ふなごやすひこさん」が議員として活動するにあたり、どのようなことが障壁となり、どのように解決していくのかという特集でした。
①議場に車いす席をつくる
固定の椅子を取り外し、段差をなくす。
段差に関しては、キャスターの方が車いすに乗って実際に体験されていました。
前輪をあげるとき「1センチの段差でも怖い!」と言っていました。
こういった車椅子ユーザーにとっての常識がテレビで言われているのは、個人的にはすごく変に感じてしまいましたがそれと同時に少しずつでも伝わっていくかもしれないと思うとうれしく思いました。
②服装を指定しない。
ジャケット等の着用を義務付けていましたがお二人に関しては、例外的にジャケットを着ること
を衣付けない。
*服装に関しては、体温調節などの理由かなと思いました。
③議場へ介助者の入室を認める。
事前申請があった介助者に限り入室を認める
移乗のことが決定され、工事については、すでに終えられたそうです。
課題としてALSで文字盤を使って会話をするふなごさんの答弁時間はどうするかなどがあるそうです。
これから先、お二人が国会で活動される姿をみて、
議員の皆さんが感じられることはたくさんあると思います。
時間は、かかるかもしれないけれど、
「特別な配慮」が「思いやりのある常識」へと変わることを願っています。