ヘルパーの活用法
雨の日の過ごし方
こんにちは。サービス提供責任者をやらせていただいてる加藤です。
さっそくですがみなさん、雨の日の外出は好きですか?
ほとんどの人が「NO!」ですよね。
健常者でも、雨の日は気が重いのです。
雨の日の車椅子での外出は、障害者の人にとって大変なことです。
<ある女性利用者Mさんのお話>
今まではポンチョを着て、タイヤに擦れないように何ヵ所かを洗濯バサミでとめます。
足にはスーパーの袋をかぶせ、電動車イスのコントローラー充電器にもビニール袋をかぶせます。
スーパーの袋をかぶせた足は、ステップから滑り落ちてしまいます。
ヘルパー:足が落ちてるよ
Mさん:はぁ~い
Mさん:前が見えないです
ヘルパー:はぁ~い、直します
このやりとりが何回かありました。
10月からはポンチョから車椅子専用のカッパに変わりました。
新しいカッパは、頭から足の先まですっぽり包み込んでくれます。
「宇宙服みたい、宇宙に行くの?笑」と施設の職員さんに言われたようです(笑)
使ってみると、頭の部分が下がってきて視界を邪魔することが時々ありました。
Mさん:見えないです、お願いします
ヘルパー:はぁ~い、直します
このやり取りが何回かありました。
次からはフードの部分を後ろで止めるといいのかなと思いました。足はすっぽり包まれているので、以前のように濡れて不快になることもなく、帰ることができました。
いろいろ工夫して、雨の日でも楽しく外出したいですね(^u^)