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【ブログ】028-11月の出来事と収穫
先月は、啓太さんの講演が毎週のようにありました。
今年の夏ごろから、サポート(原稿の代読)を私が務めさせていただいています。
私も、自分で自分のことをお話しさせていただくことやワークショップを担当させていただくことがあるので、どうしても自分の癖が出てしまい、お互いのためによくないのではないか?
という話し合いのもと、しばらくサポートはお断りさせていただいておりました。
ところが!!ひょんなことから、突然やってきた役割になんとかついていった1か月。
そう、私の役割は、本来「原稿を読むこと」
そのはずだったんです・・・。
が!しかし・・・慣れているからか私がサポートを担当した
最初の講演では、ほぼ原稿がなく「文字盤読むね」って言ったはずなのに
啓太さん喋り始めてしまって(笑)
仕方ないから、通訳する・・・
というか普段と変わらないコミュニケーション。
もう、文字盤使ってくれないのー!?
という無言の訴えには見向きもせず
本人ノリノリで話しまくる・・・。
11月の法務局さんからのご依頼の前にこのスタイルは、
ほぼ確立されてしまいました。
このスタイルがベストなのかは、わかりません。
でも、私が感じたことは、文字を代読するだけでは、
伝わらないことが伝わるのではないかということです。
喋ると同時に変わる表情や間などで「人柄」を
少しだけでも伝えられたんじゃないかなと思っています。
なにより、テンポが格段に良くなるのでギャグのセンスは、と
もかくおやじギャグがギャグだとわかってもらえて皆さん優しいから笑ってくださいます(笑)
ギャグは、やめてよー!!と啓太さんのご両親は、言っていましたが
「何気ない会話や空気感」が伝わることが大事だと思っています。
「重度障害者の加藤啓太が夢を叶える」という伝わり方もいいのかなと思いますが、
「気さくで楽しくてちょっと抜けてる」そんな等身大の加藤啓太が1%の可能性を信じて夢を叶える
という伝わり方のほうが親近感を持っていただけるのでは、ないかなと個人的には、感じています。
とりえず、上手に黒子になりたいなと思っています。
12月は、とにかくボッチャの日本選手権に専念していただいて、
また年明け喧嘩しながら講演のお手伝いが出来ればと思っています。