介護業界の最新情報
【介護業界の最新情報】001-みんなの問題にしていこう!!
みなさんこんにちは・こんばんは。
青木です。
こんな記事を見つけました。
厚労省「ヘルパーは重要な業種。しっかり対応していく」 人手不足で認識」
https://report.joint-kaigo.com/article-11/pg704.html
社会全体の高齢化が進んでいく中で、ヘルパーにも高齢化が進んでいるという記事です。
労省の調べによると、2015年度の時点でヘルパーは50代以上が全体の61.6%にのぼっていた。60代以上が36.4%を占め、30代以下は15.5%しかいない。
担い手の高齢化はかなり進んでおり、このままだと状況は悪化の一途を辿ってしまう。 引用
従事しているヘルパーの年代をしっかりと数字で表されると・・なおのこと人材不足の深刻さが見えて息苦しくさえなってきます。
今、職場を見ていると20代~70代まで存分に活躍しています。
夜勤に入って稼ぎたい20代~30代
土日などを中心にコンスタントに入ってくださる50代
一日の隙間時間2~3時間程度を有効活用しようと入ってくださる60代
ご自分のペースできっちり仕事をされる70代
本当に幅広い世代がそれぞれに合った働き方ができるのが「ヘルパー」ではないでしょうか?
しかし、働く側と利用者さんのニーズが一致しないなどから事業所に登録してくれたけど働ける時間に派遣先がない、同じ時間帯に希望が集中し人がいないなど、人の生活の中に入って介助を提供するというのは、受け入れる利用者さんと働くヘルパーを組み合わせるだけでも難しいところが多々あります。
昨日、障害のある方が国会議員になったという内容の記事を書きましたがいろいろ調べていくとこんな言葉を見つけました。
「福祉の職に従事をする人は、仕事だから辞められる。でも障害当事者は、障害者をやめられない。」
私も、これほんとに思うんです!!
でもいわゆる健常者の方をすごく突き放してしまいそうで絶対に面と向かっては、言えません。
でも、だからこそみんなの問題に引きずりだしていくことが重要だと思っています。
介護・介助は、特別な人の問題じゃない!もうみんなで考えていく時代です。