障害者の立場から
【障害者の立場から】002-わたしのフィルターをとおして UDタクシー編
みなさん、こんばんは。青木です。
つい先日、友人の結婚式に出席する際に会場までタクシーを利用しました。
車椅子利用者が車いすごとタクシーに乗れる「UDタクシー」というものをご存知でしょうか?
引用)
ユニバーサルデザインタクシーとは、健康な方はもちろんのこと、足腰の弱い高齢者、車いす使用者、ベビーカー利用の親子連れ、妊娠中の方など、誰もが利用しやすい“みんなにやさしい新しいタクシー車両“であり、街中で呼び止めても良し予約しても良しの誰もが普通に使える一般のタクシーです。
私は、何度かこのタクシーに遭遇しましたが、一度も本来の使い方で利用したことがありません(;´Д`)
つい先日の結婚式の会場に向かうためタクシーに乗った際UDタクシーに乗りました。横からスロープが出るタイプの車両だったため、タクシーー乗り場の乗り口とは、逆側からしかスロープが出ず段差もあったため「逆に危険だ」と判断し、車いすから後部座席へ乗り移ることにしました。
が!!車高が高く乗るのに一苦労・・・。
通常ついているはずの上の手すりがなく車いすを固定するための器具に変わっており・・・悪戦苦闘((+_+))
運転手さんが申し訳なさそうに介助の資格を持ってない運転手がお客さんの介助をしては、いけないことになっているということをお話ししてくださいました。また「スロープが横から出るタイプだから時間がかかりすぎて使えない」ということが一番大きな要因のようです。
調べてみると日本には現在2種類のUDタクシーがあり、後ろからスロープが出るタイプと横からスロープがでるものがあるようです。
せっかく良いものをつくっているのだから使わないともったいないと思ったと同時に、このタクシーの開発や運用について障害者や高齢者など、この「UDタクシー」の本来の機能を必要としている人たちの意見や運転手の皆さんの意見がどれほどまでに反映されているのかとても気になりました。
構造的な要因・人的な要因などなど使いやすくなるには、
いろんな方面からの改善が必要なのかなと感じました。
今回は、時間がなかったので車いすごとの乗車は、できませんでしたが
時間があるときに車いすごとでの乗車に挑戦したいとわくわくしています。
またその結果も報告させてくださいね!!
結婚式には無事参加させていただき幸せのお裾分けをたくさんいただきました(^^♪
引用:国土交通省HP「教えて!!UDタクシー」
http://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/jidou_koutu/tabi2/ud-taxi/ud-teach.html